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新着情報

2024-09-09
日本海洋学会 2024年度秋季大会に出展します

出展のお知らせです。CTDセンサ”JES10mini”、小型プランクトンサンプラー”Plafilt” などを展示しますので、学会参加者のみなさま、是非、お立ち寄りください!

◆2024年9月17日(火)~19日(木)日本海洋学会 2024年度秋季大会

 会場:東京海洋大学 品川キャンパス
     ※展示ブース会場は「楽水会館」です

 詳しくは、大会ホームページをご覧ください:https://www.jp-c.jp/jos/2023FM/index.php

 ※参加には学会への参加登録が必要です。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)、名古屋大学の研究チームは、活発な活動を続ける西之島近海にて、無人洋上航走体を用いた観測を行いました。活動中の火山島に船舶で接近して調査を行うことは危険を伴うため、無人探査機の活用が有効です。今回の研究では海底地形や海底下の構造に加え、海水・海上気象のデータを取得し、多角的に環境を捉える観測を行いました。”JES10mini”は海水温、塩分の観測に用いられました。

掲載論文:Frontiers in Marine Science, 26 June 2024 Sec. Ocean Observation Volume 11 – 2024
https://doi.org/10.3389/fmars.2024.1406381

 

◆タイトル:Challenge for multifaceted data acquisition around active volcanoes using uncrewed surface vessel

◆著者:Noriko Tada1*, Akira Nagano2, Satoru Tanaka1, Hiroshi Ichihara1,3, Daisuke Suetsugu1, Daisuke Matsuoka4, Makoto Ito2, Tatsu Kuwatani1, Makio C. Honda2

1Research Institute for Marine Geodynamics, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokosuka, Kanagawa, Japan
2Research Institute for Global Change, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokosuka, Kanagawa, Japan
3Earthquake and Volcano Research Center, Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University, Nagoya, Aichi, Japan4Research Institute for Value-Added-Information Generation, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokohama, Kanagawa, Japan

「Offshore Tech Japan 2024(第5回海洋産業技術展)」での展示についての記事が、ドローンジャーナルに掲載されました。「Offshore Tech Japan 2024」は、2024年1月31日から2月2日に東京ビッグサイトにて開催された展示会です。Offshore Technologiesは、小型CTDセンサ “JES10mini” や小型プランクトンサンプラー”Plafilt”などのご紹介をしました。他にも注目のブースについてレポートされています。ぜひ、ご覧ください!

実海域で運用中のAUVやROV、小型化・高度化する水中機器が一堂に集結
【Offshore Tech Japan 2024】イベントレポート

https://drone-journal.impress.co.jp/docs/event/1185894.html

「エネルギーイノベーション総合展」の一つとして新たに生まれ変わった「Offshore Tech Japan 2024/ 第5回海洋産業技術展」(旧SUBSEA TECH JAPAN)に、出展します。小型CTDセンサ”JES10mini”、汎用小型観測フロート”MOF”、小型プランクトンサンプラー”Plafilt” を展示しますので是非、お立ち寄りください。

  • 会期:2024年1月31日(水)~2月2日(金)
  • 会場:東京ビッグサイト 東8ホール
  • 小間番号:8F-09
    ※JAMSTECベンチャーとして「海洋研究開発機構(JAMSTEC)」ブースにて出展します。
  • 主催:産経新聞社/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
  • 同時開催:ENEX2024 第48回地球環境とエネルギーの調和展(Energy and Environment Exhibition)/DER/Microgrid Japan2024(分散エネルギーとデジタル技術の融合展)/第18回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム(RENEWABLE ENERGY 2024)/InterAqua 2024 第15回水ソリューション総合展

詳しくは、公式ホームページをご覧ください。ご来場の際はあらかじめ来場登録をお願いします。

https://www.low-cf.jp/east/offshoretech/#

『センサイトWEBジャーナル』2024年1月号に、弊社代表の渡の記事が掲載されました!

「センサイト」は、(一社)センサイト協議会が編集企画協力、(株)オプトロニクス社が発行する、様々なセンサについての研究・技術開発とビジネス推進を目的とするWebジャーナルです。

特集 2024年1月号の「海洋の部屋」コーナーに、「海洋観測の自動化、省力化に向けて」と題して寄稿させていただきました。前編では、オフショアテクノロジーズの開発コンセプトである”小型で取り扱いやすい海洋観測機器”の開発について、また、主力製品である小型CTDセンサ”JES10mini”の開発のきっかけや工夫などを解説しています。後編では、観測の自動化に向けての汎用小型観測フロート”MOF”の開発と今後の展望についてご紹介しています。是非、ご一読ください!

Thank you for your continued cooperation this year and wish you a happy New Year!

We will be closed for the New Year’s holiday from December 29 through January 3.

本年中は大変お世話になりました。
誠に勝手ながら、弊社は、12月29日(金)~1月3日(水)を年末年始休業とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

みなさまもどうぞ良い新年をお迎えください。

出展のお知らせです。CTDセンサ”JES10mini”、汎用小型観測フロート”MOF”、小型プランクトンサンプラー”Plafilt” を展示しますので是非、お立ち寄りください。

◆2023年9月25日(月)~27日(水)日本海洋学会 2023年度秋季大会

 会場:京都大学 吉田キャンパス

 詳しくは、大会ホームページをご覧ください:https://www.jp-c.jp/jos/2023FM/index.php

 ※参加には学会への参加登録が必要です。

A research paper using the compact CTD sensor “JES10mini” was published in the academic journal “Polar Data Journal”. “JES10mini” was used for observations in the Arctic Ocean by a research team from the Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC) and the Geophysical Institute University of Alaska Fairbanks.
The Pacific sector of the Arctic Ocean is experiencing sea-ice reduction, yet there are not many ocean observations beneath sea ice. In this study, an ice-tethered buoy monitored CTD, phytoplankton biomass, and photosynthesis available radiation (PAR), and GPS buoys monitored sea ice motions in the Beaufort Sea. A ice-tethered buoy was equipped with four “JES10mini” at different depths.

Polar Data Journal 7_24-34(2023)

◆Title: Sea-ice motion and oceanographic data from the Beaufort Sea to the Chukchi Borderland in March–October 2022

◆Authors: Satoshi KIMURA1*, Takashi KIKUCHI1 , Amane FUJIWARA1 , Joshua JONES2 , Masahiro KAKU1 , and Kensuke WATARI1

◆Affiliation:
1 Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, 2-15, Natsusima-cho, Yokosuka, Kanagawa 237-0061.
2 Geophysical Institute University of Alaska Fairbanks, 2156 Koyukuk Drive, University of Alaska Fairbanks, Fairbanks, AK 99775.
*Corresponding author. Satoshi Kimura

Ice-tetherd buoy

海洋研究開発機構(JAMSTEC)、アラスカ大学フェアバンクス校の研究チームが北極海にて行った観測に、小型CTDセンサ“JES10mini”が用いられ、その研究論文が学術誌「Polar Data Journal」に掲載されました。
海氷の減少が見られる北極海の太平洋側においては、海氷下の観測は十分に行われていません。この研究ではボーフォート海にて、氷に係留したブイによってCTD、植物プランクトンバイオマス、光合成有効放射(PAR)を観測し、GPSブイによって海氷の動きを観測しました。氷に係留したブイには4つのCTDセンサ“JES10mini”が異なる深度に取り付けられました。

掲載論文:Polar Data Journal 7_24-34(2023)  

◆タイトル:Sea-ice motion and oceanographic data from the Beaufort Sea to the Chukchi Borderland in March–October 2022

◆著者:Satoshi KIMURA1*, Takashi KIKUCHI1 , Amane FUJIWARA1 , Joshua JONES2 , Masahiro KAKU1 , and Kensuke WATARI1

1 Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, 2-15, Natsusima-cho, Yokosuka, Kanagawa 237-0061.
2 Geophysical Institute University of Alaska Fairbanks, 2156 Koyukuk Drive, University of Alaska Fairbanks, Fairbanks, AK 99775.
*Corresponding author. Satoshi Kimura

北極海の海氷に設置されたブイ