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新着情報

2023-09-16
日本海洋学会2023年度秋季大会に出展します

出展のお知らせです。CTDセンサ”JES10mini”、汎用小型観測フロート”MOF”、小型プランクトンサンプラー”Plafilt” を展示しますので是非、お立ち寄りください。

◆2023年9月25日(月)~27日(水)日本海洋学会 2023年度秋季大会

 会場:京都大学 吉田キャンパス

 詳しくは、大会ホームページをご覧ください:https://www.jp-c.jp/jos/2023FM/index.php

 ※参加には学会への参加登録が必要です。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)、アラスカ大学フェアバンクス校の研究チームが北極海にて行った観測に、小型CTDセンサ“JES10mini”が用いられ、その研究論文が学術誌「Polar Data Journal」に掲載されました。
海氷の減少が見られる北極海の太平洋側においては、海氷下の観測は十分に行われていません。この研究ではボーフォート海にて、氷に係留したブイによってCTD、植物プランクトンバイオマス、光合成有効放射(PAR)を観測し、GPSブイによって海氷の動きを観測しました。氷に係留したブイには4つのCTDセンサ“JES10mini”が異なる深度に取り付けられました。

掲載論文:Polar Data Journal 7_24-34(2023)  

◆タイトル:Sea-ice motion and oceanographic data from the Beaufort Sea to the Chukchi Borderland in March–October 2022

◆著者:Satoshi KIMURA1*, Takashi KIKUCHI1 , Amane FUJIWARA1 , Joshua JONES2 , Masahiro KAKU1 , and Kensuke WATARI1

1 Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, 2-15, Natsusima-cho, Yokosuka, Kanagawa 237-0061.
2 Geophysical Institute University of Alaska Fairbanks, 2156 Koyukuk Drive, University of Alaska Fairbanks, Fairbanks, AK 99775.
*Corresponding author. Satoshi Kimura

北極海の海氷に設置されたブイ

小型CTDセンサ“JES10mini”を使った研究論文が学術誌「Sensors」に掲載されました。海洋研究開発機構(JAMSTEC)、北海道大学、東北大学等の研究チームは、三陸沖にてウェーブグライダーを用いた海洋及び大気の観測を行い、低気圧の通過に伴う悪天候にも関わらず、55日間の観測に成功しました。海面上に取り付けたセンサーにより、風、気温、湿度の観測を行った他、ウェーブグライダーの水中部に取り付けられた”JES10mini”によって、海面温度、塩分のデータを取得しました。

掲載論文:Sensors 2022, 22(24), 9695
 https://doi.org/10.3390/s22249695

◆タイトル:USV-Observed Turbulent Heat Flux Induced by Late Spring Cold Dry Air Incursion over Sub-Mesoscale Warm Regions off Sanriku, Japan

◆著者:Akira Nagano1, Takuya Hasegawa2,3, Keisuke Ariyoshi4, Takeshi Iinuma4, Tatsuya Fukuda 5, Nobuhiro Fujii 6, Fumiaki Tomita 4,7, Ryota Hino 8

◆所属:
1 Research Institute for Global Change, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC), Yokosuka 237-0061, Japan
2 Faculty of Environmental Earth Science, Hokkaido University, Sapporo 060-0808, Japan
3 Graduate School of Science, Tohoku University, Sendai 980-8577, Japan
4 Research Institute for Marine Geodynamics, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC), Yokohama 236-0001, Japan
5 Institute for Marine-Earth Exploration and Engineering, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC), Yokosuka 237-0061, Japan
6 Marine Works Japan Ltd., Yokosuka 237-0063, Japan
7 International Research Institute of Disaster Science, Tohoku University, Sendai 980-8572, Japan
8 Research Center for Prediction of Earthquake and Volcanic Eruptions, Graduate School of Science, Tohoku University, Sendai 980-8578, Japan

*Author to whom correspondence should be addressed.

波の力を推進力にして航行するウェーブグライダーの図 (a) と取り付けられたCTDセンサ”JES10mini” (c)(論文の図2を引用)

「海と産業革新コンベンション うみコン2023」に出展します!ぜひ、ご来場ください。小型CTDセンサー”JES10mini”、汎用小型観測フロート “MOF”、小型プランクトンサンプラー “Plafilt” などの実機を展示します。実物をお手にとってみてください。ビジネスマッチングイベントにも、弊社代表社員 渡が登壇します(11:40~12:05)。

開催日時:2023年2月21日(火)10:00~17:00
場  所:横浜市役所アトリウム(神奈川県横浜市中区本町6丁目50番地の10)

詳しくは、うみコン2023ウェブサイトをご覧ください。

展示イメージ

笹川平和財団 海洋政策研究所が発行する『Ocean Newsletter』第539号に、弊社代表社員の渡が寄稿した「海洋観測機器の開発と普及を目指して」が掲載されました。オンラインでも公開されていますので、ご一読いただけましたら幸いです。

https://www.spf.org/opri/newsletter/539_1.html

本年中は大変お世話になりました。
誠に勝手ながら、弊社は、12月29日(木)~1月3日(火)を年末年始休業とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
みなさまもどうぞ良い新年をお迎えください。

お問合せフォームに不具合があり、お問合せをお受けできない状況が続いておりました。お問合せくださいましたみなさまには、大変ご迷惑をおかけいたしました。誠に申し訳ございません。
なお、現在は復旧しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

新江ノ島水族館さん(神奈川県藤沢市)のウェブサイト内、「えのすいトリーター日誌」にて、弊社との共同研究を紹介いただきました!

新江ノ島水族館さんは、目の前の海(相模湾)から海水を引いて飼育に用いていますが、海水の変動とともに飼育に用いるために館内に引き込んでいる海水の状態も変化していることが考えられます。その実態を明らかにするために、海水を引き入れて貯めておくタンク内の塩分、水温を弊社のCTDセンサでモニタリングし、リアルタイムで確認できるシステムを一緒に開発しています。

どのように活用いただいているのか、また、実際に測ってみてわかったことは・・・?

わかりやすく解説いただきましたので、是非、ご一読ください。

えのすいトリーター日誌「相模湾の塩分って知ってますか?」(2022年9月14日掲載)

https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=06195

出展のお知らせです。CTDセンサ”JES10mini”、汎用小型観測フロート”MOF”、小型プランクトンサンプラー”Plafilt” を展示しますので是非、お立ち寄りください。

◆2022年9月4日(日)~6日(火)日本海洋学会 2022年度秋季大会

 会場:名古屋大学東山キャンパス

 詳しくは、大会ホームページをご覧ください:https://www.jp-c.jp/jos/2022FM/index.php

 ※参加には学会への参加登録が必要です。

◆2022年9月14日(水)~16日(金)SUBSEA TECH JAPAN 2022(第4回 海洋産業技術展)

 会場:東京ビッグサイト 西ホール
 入場料:無料(事前登録および招待状持参) 

 詳しくは、SUBSEA TECH JAPAN 2022 ホームページをご覧ください:http://subsea-tech.jp/

 ※国立研究開発法人海洋研究開発機構のブースにて展示を行います。

令和4年度 東京湾環境一斉調査(東京湾における流域及び海域の環境一斉調査)に参加しました。
これは、東京湾再生推進会議モニタリング分科会(国の関係省庁および九都県市で構成)が実施するもので、東京湾+関係する陸域の水質環境の把握と汚濁メカニズムの解明、また、周辺住民東京湾再生への関心を高めること等を目的として毎年実施されている取り組みです。水質調査 、生物調査、環境啓発イベント開催のいずれかを選び、企業や団体で参加することができます。

私たちは主に水質調査で参加しました。水質調査は、指定された日(令和4年は8月3日)にそれぞれの参加団体が観測を行い、データを提出するというものです。弊社の小型CTDセンサ“JES10mini”を釣り竿に取り付けてCTD観測(水温、塩分、水深の観測)を行い、また、透明度も観測しました。

調査の結果は、令和5年2月中を目途に、東京湾環境一斉調査のウェブサイトに報告書として掲載されるとのことです。