2015

より柔軟な海洋観測網の構築を目指して

JAMSTECで開発、運用されているトライトンブイ。

JAMSTEC「トライトンブイ」

これを補完し、より柔軟な海洋観測網を構築する目的で、JAMSTECで開発がすすめられたのが小型観測フロート「MOF」でした。CTDをベースとして、様々なセンサの搭載を可能にしつつ、小型で運用性が高い観測機器を目指し、開発が進められました。

これはMOFの机上試作機の写真。全てはここから始まりました。部品一つ一つが手作りで、全部が手探りの状態からのスタートでした。

フロートの試作機を作り上げ、毎日のようにJAMSTECのプールでテストが繰り返されました。幾多のトラブルを乗り越えながら、少しずつ機能が向上していきました。

MOF試作機プールでのテスト

プールでのテストを終えると、実際の海でのテストを行います。プールとは比較にならない水深、荒れた海況の中でも、何度もテストが行われました。

そしてフロートシステムを評価しつつ、北極観測計画の準備が進んでいました。